NEWS ニュース

RAISE A SUILEN SPECIAL LIVE「Repaint」オフィシャルレポート

2022年2月7日(月) Zepp DiverCity (TOKYO)にて開催されたRAISE A SUILEN SPECIAL LIVE「Repaint」オフィシャルレポートを公開!
ライブの新規撮り下ろし写真・ソロカットと合わせて、臨場感たっぷりのレポート記事をお楽しみください♪

さらに、RAISE A SUILEN SPECIAL LIVE「Repaint」はライブ特別配信見逃し配信期間中!
本公演について全編を収録した映像商品の販売はございませんので、全編をご視聴できる最後の機会となります!
絶対にお見逃しなく!

RAISE A SUILEN SPECIAL LIVE「Repaint」特別配信

見逃し配信:3月3日(木)23:59まで

配信チケット:4,400円(税込) ※通常チケット
 ※販売期間:3月3日(木)21:00まで

チケット購入
・PIA LIVE STREAM
https://w.pia.jp/t/raiseasuilen-pls/

セトリプレイリストはこちら



RAISE A SUILEN SPECIAL LIVE「Repaint」オフィシャルレポート
Reported by 宮﨑 大樹
Photo by ハタサトシ
©BanG Dream! Project 


キャラクターとリアルライブがリンクする次世代ガールズバンドプロジェクト BanG Dream!(バンドリ!)のバンド、RAISE A SUILEN。彼女たちが、自身のライブパフォーマンスに影響を受けたことを公言しているFear, and Loathing in Las Vegasをゲストに迎え、Zepp DiverCity(TOKYO)にて“RAISE A SUILEN SPECIAL LIVE「Repaint」”を開催した。

持ち時間はそれぞれ1時間。その中に熱量と互いへのリスペクトを凝縮した両者のエネルギーは、真冬のお台場の寒さを軽く吹き飛ばした。


SF的な世界観の壮大なオープニングムービーが流れる。バンドリーマー(“バンドリ!”ファン)は熱を込めた手拍子でラスベガス(Fear, and Loathing in Las Vegas)を迎えるが、気合十分な様相のSo(Clean Vo)とMinami(Vo/Key)が、さらに手拍子を煽り、“知っている人も、知らない人も、一緒に楽しんでいこうぜ!”(So)と声を上げてから1曲目に「Return to Zero」を投下。ラスベガスが鳴らす骨太で華々しいサウンドは、“知っている人にも、知らない人にも”強制的にアドレナリンを分泌させる。彼らならではのパラパラ風の振付に触発されて踊りだす観客も続出し、RAS(RAISE A SUILEN)が主催であることを忘れさせてしまうくらいに、あっという間にZepp DiverCity(TOKYO)をホームに変えてしまった。


“RASさんにイベントに呼んでいただきましてめちゃくちゃ嬉しいです、ありがとうございます! この前、RASさんのライブを生で観させてもらったんですけど、バッチバチカッコ良かったし、お客さんのパワーも熱気も、テンション感も一体感も凄くてビックリしたんですよ。だからね、今日は「ここにいるみんなの本気を見れるまで帰れまテン」でやらせていただきたいと思うので、思いっきり来いよ!”とSoが感謝と意気込みを語り「Thunderclap」へ。漢気が溢れ、テクニカルに変幻自在なリズムを生み出すTomonoriのドラミング、ドライブ感のあるTaikiのギター、スラップでバチっと締めるTetsuyaのベース。ボコーダーを効かせたSoのリズミカルな歌唱に、Minamiの極悪な叫び声。“最強”を謳うRASがリスペクトするだけあって、どこをどう切り取っても圧巻のパフォーマンスだ。続いて披露したのは、RASがカバーしたことによってバンドリーマー内で話題になった「Keep the Heat and Fire Yourself Up」。フロアにヘドバンの波を起こしたり、飛び跳ねさせたり、凄まじい熱量のライブ。


Soが“みんなから飛んでくるパワーがホンマに凄いです。流石にRASのお客さんやなって感じです。みんな、そのサイリュームを俺らのときも振ってくれたら嬉しいな。みんな、バンバン振ってくれますか?”とリクエストすると、バンドリーマーはそれに応えて、真っ赤な光の海を作り出す。普段のラスベガスのライブではなかなか見ることができない、この日ならではの光景だ。


その後も容赦のない音圧で攻め続けたラスベガス。“機会があったら今度は俺らのイベントにRASさんをお呼びできたら嬉しいなと思っているので、よろしくお願いします!”とSoが話してラストスパートへ。最後は「Virtue and Vice」、「Massive Core」でオーディエンスと一体になって踊り狂い、Fear, and Loathing in Las Vegasというバンドの存在感を大いに示してステージを去る。終わってみれば、13曲もの熱演だった。

<Fear, and Loathing in Las Vegas セットリスト>

M1 Return to Zero
M2 Rave-up Tonight
M3 Thunderclap
M4 Keep the Heat and Fire Yourself Up
M5 LLLD
M6 Let Me Hear
M7 One Shot, One Mind
M8 Chase the Light!
M9 Ley-Line
M10 Shape of Trust
M11 Crossover
M12 Virtue and Vice
M13 Massive Core


そんなラスベガスに対して、RASは、自らの限界に挑み、自分たちの殻を破るかのようなセットリストで勝負を掛けた。色とりどりのペンライトが輝くフロアに向けて、小原莉子(ロック/Gt)のギターリフが先導する「SOUL SOLDIER」で口火を切る。間髪入れずに、夏芽(マスキング/Dr)が高速ツインペダルで突っ走る「OUTSIDER RODEO」へと移行すると、“RAISE YOUR HANDS, NOW!”の掛け声を繰り返し、場をさらにヒートアップさせた「A DECLARATION OF ×××」、紡木吏佐(チュチュ/DJ)がDJプレイで魅せた「HELL! or HELL?」と立て続けにパフォーマンス。ペース配分を無視したかのような猛ラッシュで攻めていく。さらに、この日が初披露となるラスベガスの「Just Awake」のカバーをプレイ。倉知玲鳳(パレオ/Key)がエモーショナルな音色を鍵盤で奏で、紡木吏佐はラップでRASらしい味付けを施し、Raychell(レイヤ/Ba/Vo)は持ち前のパワフルなハイトーンボイスを冴え渡らせた。気づけば、ここまでMCなしでの怒濤の5曲連続パフォーマンス。相当の覚悟と気合でラスベガスとの共演に挑んでいることが伝わってくる。

<Ba.&Vo. Raychell>


Raychellは“みんな楽しんでますか!? 首を置いていく覚悟はありますか!?”と煽りつつも“改めて、出演してくださったベガスさんに大きな拍手をお願いします”と、バンドリーマーと共にラスベガスへ感謝を伝えた。メンバーがラスベガスのステージについて触れ、紡木吏佐曰く“裏で発狂していた”という倉知玲鳳は、“縦横無尽に動き回るベガスさんが本当にカッコ良くて、そして今私たちが立っているここは、さっきまでベガスさんがいらっしゃったステージなんだなと思うと感慨深いですよね”と嬉しそうに語る。夏芽は“私はベガスさんのライブを観に行ったことがありまして、そのときからドラムがどういうふうになっているのか気になってしょうがなくて。でも今日は、リハとか本番も袖で観させてもらって、もう半端なかった。リスペクト!”と興奮を隠せない。この日が本年度初のライブになった小原莉子は、“今年初のライブでコラボができたということは、すごくいい思い出だと思いますね。2022年もいいスタートを切れたかなと思います”と話した。

<Gt. 小原莉子>

<Dr. 夏芽>


そしてここから、ラスベガスからの提供楽曲であり、今回のライブのタイトルにもなっている「Repaint」が初めて世に放たれる。“世の中の大半は思い込みとか勘違いでできているかもしれないけれど、そんな勘違いは塗り替えて、自分自身が信じるものを見つけたら最後までとことん信じ通せ”。この楽曲にはそんな意味が込められているという。見せ場がどんどん展開していく曲構成は、ラスベガス提供ならではだろう。全編英詞、且つテクニカルな高速ロックナンバーということで、演奏上の難易度は相当なものだが、RASメンバーは見事に乗りこなしていく。ラスベガスに対してのリスペクトがとりわけ強い倉知玲鳳のソロ歌唱パートもあるのがニクかった。ライブパフォーマンス中にはパラパラも取り入れており、ラスベガスへのリスペクトをアゲながら表す。このパフォーマンス中には、同楽曲のアニメーションMVも投影されたのだが、RASの最強っぷり、スケールの大きさが表現された映像がまたカッコ良かった。

<Key. 倉知玲鳳>

<DJ 紡木吏佐>


続いてRAS楽曲のリミックスのメドレーが流れてから、9thシングル表題曲「CORUSCATE -DNA-」もMVに合わせたパフォーマンスでライブ初披露。Raychellの美麗なビブラートを響き渡らせるとライブはいよいよ終盤戦へ。ハンドクラップを煽り“次の曲、一緒に踊ってくれますか?”(紡木)と声を上げてから披露したのは「灼熱 Bonfire!」だ。紡木吏佐がお手本になり、会場が一体となってダンスし、フロアの温度をさらに高めた。メンバーひとりひとりがソロで見せ場を作ってから、Raychellが“お前ら暴れ足りないんじゃない? そんなんじゃ、表にいるモビルスーツに乗せて、宇宙へ吹っ飛ばすぞ!”と喝を入れてクライマックスへ。「!NVADE SHOW!」から「EXPOSE ‘Burn out!!!’」へと繋げ、完全燃焼を果たしてライブは幕を閉じた。

この日、この場所に立ち会えたことを誰かに自慢したくなる。そんな特別感に溢れる、熱い熱い一夜だった。

<RAISE A SUILENセットリスト>

M1 SOUL SOLDIER
M2 OUTSIDER RODEO
M3 A DECLARATION OF ×××
M4 HELL! or HELL?
M5 Just Awake
M6 Repaint
M7 CORUSCATE -DNA-
M8 灼熱 Bonfire!
M9 !NVADE SHOW!
M10 EXPOSE ‘Burn out!!!’





RAISE A SUILEN 今後のリリース・ライブ情報

RAISE A SUILEN 9th Single「CORUSCATE -DNA-」4月27日(水)リリース!

【A Ver.】Blu-ray付生産限定盤と【B Ver.】2形態の同時購入キャンペーンも実施。2形態を同時購入することで、昨年開催された“RAISE A SUILEN ZEPP TOUR 2021「BE LIGHT」”名古屋公演/大阪公演の日替わりパートを収録した特典Blu-rayがプレゼントされる。

キャンペーン詳細はこちら:https://bushiroad-music.com/news/294

RAISE A SUILEN×Morfonica「Mythology Chapter 2」

日時:6月18日(土) 17:00開演予定
会場:富士急ハイランド・コニファーフォレスト
出演:RAISE A SUILEN、Morfonica

3月16日リリース 「BanG Dream! Dreamer’s Best」3月30日リリース Morfonica 4th Single「fly with the night」に二次先行抽選応募申込券が封入!

RAISE A SUILEN LIVE 2022「OVERKILL」

日時:6月19日(日) 17:00開演予定
会場:富士急ハイランド・コニファーフォレスト
出演:RAISE A SUILEN

二次先行抽選応募実施!
3月16日リリース 「BanG Dream! Dreamer’s Best」に二次先行抽選応募申込券が封入!



  • SHARE